【読書感想】『モモ』ミヒャエル・エンデ(訳:大島かおり)

読書
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  • 発売 2005年6月
  • 出版 岩波書店

✅本書の個人的なレビュー

読後感  🌟🌟🌟🌟🌟
予想外  🌟🌟🌟
ほっこり  🌟🌟
笑える  🌟
泣ける  🌟🌟
【こんな人におすすめの本】
・時間がなくて困っている人
・気持ちを切り替えたい人
・小学生から大学生
・読んでいない人

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内容紹介

時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。
人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。

出典:出版社サイトより

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感想

時間という概念を考えさせられる本。

時間というものは、すべてのものに平等に与えられた貴重な資源。その時間をどういうふうに使うのか。

私が思うに、時間は有意義に使った方が良いものだと思います。しかし、その有意義さは、人によって違うものだと思います。そのため、時間の使い方はその人の自由であると思うのですが、現代社会では人の時間の使い方をとやかく言う人が増えたように思います。その人がどう時間を使おうが別に良いと思うのですが…。どう考えても自己責任だと思います。

そこで、私自身の時間の使い方を振り返ってみると、有意義に時間を使えていないなと思います。無意識にスマホを見ている時間があります。また、やる気が出ないからといってゲームをしたり…。そういった時間を過ごした後は、必ずと言って良い程、後悔します。

だからこそ、本書をこのタイミングで読んだことに運命を感じます。

今の私の中には時間泥棒がいると思います。そして私の奥さんも、時間泥棒に時間を奪われているように思います(特にやらなければならないことがあるときw)。

あとがきにも書いてありましたが、今読んでも、過去に読んでも、未来に読んでも、いつ読んでも古い問題ではなく、いつの時代においても共通のテーマのような気がします。

できれば学生時代に本書と出会っていたかったと思える本でした。

そして、モモの素直に話を聞く姿勢を私も見習いたいと思いました。

そこらへんの自己啓発本を読むよりも、よっぽど学びがると思います。おすすめです。

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紹介した本

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本棚:2024年に読んだ本

ジャンル 冊 数
ミステリー・サスペンス 27
文芸フィクション 17
社会系フィクション 6
社会・ビジネス・自己啓発・教育 3
合 計 53

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