田舎に移住したいと考えた時、日々の生活の拠点となる「家」を確保するのが大きな課題です。
正直、私たち夫婦は、スムーズに確保できましたが、運とタイミングが良かったです。
しかし、その運をつかみ取ることができたのは、少ない情報の中から家を探し、すぐに行動したからだと思います。
私たち夫婦が田舎で家を確保した方法について、説明します。
田舎で家を探す方法
2 役場へ直接相談する
正直、この2つしかないと思います。
私たち夫婦は、「空き家バンクサイト」で家を探し、家を確保しました。
今の家に引っ越したのが、約2年前で、当時は、空き家バンクのサイトは役場が運営していたのですが、今は「at home」さんが運営しているようです。
引っ越しを決めてから、空き家バンクのサイトを頻繁に見ていましたが、なかなか良い物件を見つけることができず、不安でしたが、毎日のようにサイトを見ていました。
中には、「ここ悪くないかも」と思い、数日悩んでいると、いつの間にか「成約済み」に変わっていたりしました。
田舎にも家を探している人はいるんだと思いました。
むしろ、田舎は物件情報が極めて少ないため、取り合いになるのかもしれません。
また、「役場へ直接相談する」というのも、ある程度有効だと思います。
もし、引っ越しを検討しているのであれば、役場にその旨を説明し、何か情報があれば連絡をもらえる体制を整え、そのうえで、空き家バンクサイトで家を探した方が良いと思います。
役場職員の方は、不動産屋ではなく、様々な仕事をしているため、頼りすぎるのは良くないです。
また、役場職員というのは、内部異動があるため、担当者による「得意不得意」や「やる気のあるなし」で仕事内容に差が出ます。
特に最近は、人手不足で1人当たりの業務量も増えていると思いますので、なかなか個別対応する時間も余裕もないと思います。
そういった意味でも、役場に頼りすぎるのではなく自分で見つける努力をするしかないと思います。
私はよく理解していないのですが、移住コーディネーターという人もいるようなので、その方々に相談するのも良いかと思います。
正直、私は、引っ越してきてから、移住コーディネーターの存在を知りました。
同じタイミングで移住してきた人から、「移住コーディネーターさんに相談して、家を見つけてもらいました」と言っていて、その時はじめて知りました。
そのため、私の思いつく上記2つ以外にも、田舎で家を探す方法はあるかもしれません。
田舎の空き家事情
私たち夫婦が借りている家は、大家さんがリフォームしたうえで、空き家バンクに登録したため、非常に快適に暮らすことができております。
さらに、今の大家さんは、田舎の家賃相場にも御理解がある方で、非常に良心的な家賃で貸していただいております。
しかし、そういった理解ある方ばかりではないようです。
空き家バンクというのは、空き家の有効利用をするための制度ですが、空き家を管理しているのは、不動産の知識がない一般の個人の方がほとんどです。
そのため、田舎なのにめちゃくちゃ家賃が高かったり、そんな家誰が住めるんだよ、みたいな家が登録されていたりします。
中には、物が大量に残っており、「いや、これまだ誰か住んでるでしょ」みたいな物件も登録されていたりします。
したがって、急がなきゃと思って、あまり確認せず、写真だけを見て判断するのではなく、遠くてでも、一回は内覧したうえで判断した方が良いと思います。
その方が、大家さんと会うことができ、お互いどんな人か、知ることができると思うので、必ず見に行った方が良いと思います。
そんな私は、当時、いろいろ焦っていたため、大家さんと直接連絡を取り合っている際、
「内覧はしなくて良いです!もう決めます!」と言いましたが、
大家さんが冷静に、「1回は見てもらった方が良いと思いますよ」
と言っていただいたおかげで、内覧したうえで契約することができました。
大家さんからしてみれば、どんな人がくるのか知りたいですよね。
おそらく、大家さんは、私のことをヤバいやつだと思ったことでしょう。
まとめ
田舎で家を探す方法は、「空き家バンクサイトで家を探す」「役場へ直接相談する」くらいしか方法がないと思います。
そして、もし「この家良いかも」と思ったら、すぐに連絡を取った方が良いと思います。
大家さんによっては、仮契約が可能な場合もあります。
田舎は、人が減っており、空き家は増えているのですが、住める空き家は少ないです。
しかも、不動産屋もないため、家を探すのは非常に難しいのが現状です。
以上のことから、田舎に移住を希望する場合は、早め早めの行動が重要だと思います。
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