『国宝 上・下』吉田修一
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟🌟 |
ほっこり | 🌟 |
笑える | 🌟 |
泣ける | 🌟🌟🌟 |
感想とか思ったこと
読後感が良い。
主人公である「立花喜久雄」の
もっと先の世界も知りたいと思うほど
ずっと読んでいたくなるような作品。
映画が人気ということで
原作を読んでみたところ
すごくおもしろい。
映画も観てみたくなってしまった…。
そして、歌舞伎という
日本の伝統芸能も実際に生で
観てみたいと思った。
今まで歌舞伎には
全く興味がなかったが
本書を読んで非常に興味がわいた。
いろんな演目があり
そして演じる人による表現方法の違い。
本書を読めば読むほど
歌舞伎というものの奥深さを感じ
実際に歌舞伎を観てみたいという気持ちになった。
本書の内容に話を戻すと
主人公である「立花喜久雄」の
少年時代から話が始まり
歌舞伎役者になり活躍していくまでの物語。
様々な苦難を乗り越えていく姿が凄まじい。
個人的には上巻がすごく好き。
下巻も良かったが
後半、少し駆け足というか
もう少しそれぞれの人生について
書いてあるとすごくありがたいなと思った。
というのも早川徳治が
中国に行ってからの話が少なすぎる。
徳治がめちゃくちゃ
かっこよくて好きだったので
もっと書いてほしかった…。
それにしても
最初の入り方と良い
一気に引き込まれて
一気に読んでしまいました。
すごくおもしろかったです。
おすすめです。
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本棚:2025年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 20 |
文芸フィクション | 17 |
社会系フィクション | 5 |
社会・ビジネス・自己啓発・教育 | 5 |
ノンフィクション・エッセイ | 0 |
合 計 | 47 |
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