【読書感想】『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈

読書
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  • 発売 2023年3月
  • 出版 新潮社

✅本書の個人的なレビュー

読後感  🌟🌟🌟🌟
予想外  🌟🌟🌟🌟🌟
ほっこり  🌟🌟🌟🌟
笑える  🌟🌟🌟🌟🌟
泣ける  🌟
【こんな人におすすめの本】
・滋賀県在住の人
・滋賀県のことが好きな人
・おもしろい系の本が読みたい人

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内容紹介

中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。

出典:出版社サイトより

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感想

主人公、成瀬のキャラ設定がすごく良い!

最初は、「変な主人公だなぁ、いじめられたりして悲しい感じになるのかなぁ」とか思いながら読み進めましたが、そんな心配は必要ありませんでした。

それでも、読み進めていくと、メンタル最強の女の子なのかと思いきや、普通の女の子の一面も少しだけ持ち合わせていたりしたところが、なお良いなと思いました。

M1に挑戦してみたり、デパートの閉店の中継に写り込んでみたりと、やることは終始予想外でしたが、「挑戦することのすばらしさ」「継続は力なり」ということを、成瀬から改めて教えられたような気がします。

人気の本は敬遠しがちなのですが、読んで良かった一冊です。

気持ちが沈んでいる時に読むと、元気が出るかも?おすすめです。

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紹介した本

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本棚:2024年に読んだ本

ジャンル 冊 数
ミステリー・サスペンス 9
文芸フィクション 14
社会系フィクション 2
社会・ビジネス・自己啓発・教育 3
合 計 28

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