【読書感想】『グラスホッパー』伊坂幸太郎

読書
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  • 発売 2007年6月
  • 出版 KADOKAWA

✅本書の個人的なレビュー

読後感  🌟🌟🌟
予想外  🌟🌟🌟
ほっこり  🌟
笑える  🌟
泣ける  🌟
【こんな人におすすめの本】
・殺し屋小説に興味がある人
・やるかやられるかのスリルを味わいたい人

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内容紹介

復讐、功名心、過去の清算。3人の思いが交錯するとき、運命は動き始める!
『マリアビートル』『AX アックス』に連なる<殺し屋シリーズ>の原点!

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに──。
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

出典:出版社サイトより

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感想

殺し屋たちの話。

想像以上にあっけなく殺されていく人たち。

少々困惑しながら読み進めました。

自殺に見せかけて殺す殺し屋…。実際、自殺しろと言われてできるものなのか?最後の悪あがきはしないのか?

また、現在の地球は、人が多すぎるのか?

バッタやイナゴなどと同様に、人間も多すぎると凶暴化するのだろうか?

感覚的に、数が多いと全体的に凶暴になるのも分かるような気がします。

そう考えると、東京の一極集中は、少し恐怖感を覚えます(田舎ものなので)。

さらに、政治への苦言。日本の政治は腐っている…。

だいぶ前に書かれた本ですが、現在の日本社会が抱えている問題と大差ないような気がします。

いろいろ考えさせられる本でした。

確かに、本当に大切なことは小さな声でもちゃんと伝わると私も思います。

そんな私の兄は、かなり声が大きいです(´ー`)

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紹介した本

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本棚:2024年に読んだ本

ジャンル 冊 数
ミステリー・サスペンス 13
文芸フィクション 15
社会系フィクション 2
社会・ビジネス・自己啓発・教育 3
合 計 33
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