【読書感想】『Iの悲劇』米澤穂信

読書
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  • 発売 2022年9月
  • 出版 文藝春秋

✅本書の個人的なレビュー

読後感  🌟🌟🌟🌟
予想外  🌟🌟🌟
ほっこり  🌟
笑える  🌟
泣ける  🌟
【こんな人におすすめの本】
・Iターンで移住をを検討している人
・地方公務員の人(特に市町村)
・田舎に住んでいる人

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内容紹介

極上のミステリ悲喜劇
Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

無人になって6年が過ぎた山間の集落・簑石を再生させるプロジェクトが、市長の肝いりで始動した。
市役所の「甦り課」で移住者たちの支援を担当することになった万願寺だが、課長の西野も新人の観山もやる気なし。
しかも、公募で集まってきた定住希望者たちは、次々とトラブルに見舞われ、一人また一人と簑石を去って行き……。

直木賞作家・米澤穂信がおくる極上のミステリ悲喜劇。

出典:出版社サイトより

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感想

田舎に住むものとして、いろいろ考えさせられることもあり、読んでいておもしろかったです。

でもまあ、現実世界では起きないだろうと思いました。

なぜなら、こんなに優秀な公務員は地方には、存在しないから…。

ちなみに、私は元地方公務員で、こんなに優秀な人はいませんでした。

そのため、もし、こんなにも優秀な人材が市町村の役所にいれば、その自治体はすごく恵まれていると思います。

本書では、その優秀な公務員が、地域のために仕事をしていて本当に良かったと思います。

正直、課長はかなり良い仕事をしていました。ナイスです。

Iターンで移住をを検討している方は、一度読んでみても良いかもしれません。

個人的な考えとしては、地元をより良くできるのは、やっぱり地元の人だと思います。

そう考えると、Iターンの人の力も必要だとは思いますが、それ以上にUターンの人の力が必要だと思います。

令和になった今ですが「郷に入っては郷に従え」の精神は、田舎で暮らすうえで、まだまだ必要な心構えだと思います。

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紹介した本

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本棚:2024年に読んだ本

ジャンル 冊 数
ミステリー・サスペンス 34
文芸フィクション 20
社会系フィクション 8
社会・ビジネス・自己啓発・教育 3
ノンフィクション・エッセイ 3
合 計 68
【この記事を書いた人】
あおい

盛岡ごはん愛好家、月5冊以上読書人、日常記録員|日常にもっとユーモアを|1992年生まれ|農家|趣味は懸賞、読書、家庭菜園、食べ歩き|横浜DeNAベイスターズのファン|やや晴耕雨読の暮らし|将来に不安な私と呑気な奥さんとの2人暮らし|2022.1から雑記ブログスタート

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