- 発売 2021年9月
- 出版 PHP研究所
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟 |
ほっこり | 🌟🌟🌟🌟 |
笑える | 🌟🌟🌟 |
泣ける | 🌟🌟🌟 |
【こんな人におすすめの本】
・高校生、大学生とか若い人
・高校生、大学生とか若い人
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内容紹介
大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。
そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。
兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。
妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。
正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。
そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。
『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作!
相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。
出典:出版社サイトより
感想
少しほっこりして、少し笑えて、少しせつないような本でした。
他人の気持ちをわかったうえで、人を傷つける人は本当に良くない!
本書の題材が、ガラス細工で骨壺を作るというのは今までに無いなと思いました。
大切な人が亡くなり、それを乗り越えて歩んでいく2人の兄妹。
なぜか最近このような感じの本とよく出会うのですが、なぜなのか?
何にせよ、大切な人には長く生きてほしいし、自分もそこそこ長く生きたいなと思うのでした。
紹介した本
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本棚:2024年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 6 |
文芸フィクション | 11 |
社会系フィクション | 1 |
社会・ビジネス・自己啓発・教育 | 3 |
合 計 | 21 |
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