- 発売 2023年9月
- 出版 朝日新聞出版
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟🌟 |
ほっこり | 🌟🌟 |
笑える | 🌟 |
泣ける | 🌟🌟🌟🌟 |
【こんな人におすすめの本】
・感動作品を読みたい人
・感動作品を読みたい人
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内容紹介
平成3年に発生した誘拐事件から30年。
当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。
異様な展開を辿った事件の真実を求め再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる―。
質感なき時代に「実」を見つめる、著者渾身、圧巻の最新作。出典:出版社サイトより
感想
冒頭、大規模な誘拐事件から話がはじまるため、ミステリーサスペンス的な展開になるかと思いきや…。
この冒頭のつかみがすごく良かったです。
一気に作品に引き込まれました。
また、この誘拐事件を起こした犯人たちの計画がなかなかにすごかったと思います。
そして、この誘拐事件で連れ去られた少年と、いろいろあってその少年と過ごすことになった夫婦。
この少年と夫婦の関係に、本当に泣けました。
読み終えて思ったのが「つらいこと多すぎない?」ということでした。
みんなにもっと幸せになってほしかったです。
生みの親より育ての親というのは、そのとおりなのかもしれません。
血のつながりがなくとも、深い関係を築くことはできる…。
すごく素敵な本でした。
読んで良かったです。
紹介した本
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本棚:2024年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 35 |
文芸フィクション | 20 |
社会系フィクション | 8 |
社会・ビジネス・自己啓発・教育 | 3 |
ノンフィクション・エッセイ | 3 |
合 計 | 69 |
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