『連続殺人鬼カエル男』中山七里
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
ほっこり | 🌟 |
笑える | 🌟 |
泣ける | 🌟 |
感想など
今まで読んできた中山七里作品の中で
一番予想外の展開だった。
私は一体
何回騙されれば気が済むんだ…。
中山先生と言えば
どんでん返しの帝王というのは
織り込み済みで
用心深く読んでいたにも関わらず
めちゃくちゃ騙された。
しかも
一度ならず二度三度。
完全にミスリードの罠にはまった。
「なるほどね、こいつが犯人かぁ」
と思いながら読み
「あれ?え?」
となり
「うそ、この人なの?」
となり
「あれ、真の黒幕はこっち?え?」
みたいな感じで
少々私の頭の中はパニック状態。
そして衝撃のラスト。
ラストの締めくくり方は
すごく良かったと思う。
因果応報はやっぱりある。
すごくおもしろい作品でしたが
ちょっとグロすぎるかも。
あと、犯人が捕まるまでに
殺人事件が計4件。
これだけ事件が起きれば
監視カメラから得られる情報が
あっても良いような気がしたが
その辺の情報は書かれていなかったのが
少し気になった。
とは言え
すごくおもしろかったので
グロいのが平気な人には
ぜひとも読んでいただきたい。
必ず予想外のラストに
度肝を抜かすと思う。
『神の子 上・下』薬丸岳
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟 |
ほっこり | 🌟🌟 |
笑える | 🌟 |
泣ける | 🌟🌟 |
感想など
どういう展開になっていくのか
全く予想ができず
先が気になり一気に読了。
IQ161以上の天才少年が
どうなっていくのかという展開で
多少ベタではあるものの
なんやかんやおもしろい。
上巻がすごく好み。
テンポも内容もすごく良く
結構なボリュームなのに
飽きさせない。
どんどんおもしろくなっていく
感じが良かっただけに
個人的にはラストが
なんとなくモヤっとした印象を受けてしまった。
なんというか
もっと壮絶で危機一髪!
みたいな展開になるかと思ったが
意外とあっさりとしたラストだったなと
思ってしまった。
それでも
読みごたえバツグンで
非常におもしろい作品だったのは
間違いない。
本棚:2025年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 23 |
文芸フィクション | 17 |
社会系フィクション | 7 |
社会・ビジネス・自己啓発・教育 | 5 |
ノンフィクション・エッセイ | 0 |
合 計 | 52 |
コメント