- 発売 2004年6月
- 出版 新潮社
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
ほっこり | 🌟 |
笑える | 🌟 |
泣ける | 🌟🌟🌟 |
【こんな人におすすめの本】
・ミステリーが好きな人
・ミステリーが好きな人
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内容紹介
事件はなぜ起こったか。
殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。
東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった……。
ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。出典:出版社サイトより
感想
すごく複雑な事件で、全く先が読めませんでした。
まあ、いつも先は読めないのですが、いつも以上に分かりませんでした。
よくこのような事件を思いつき、文章にできるなと素直にすごいなと思います。
死亡した4人の被害者。それぞれに家族がいて、どの家族にも特殊な事情がありました。
家族のあり方みたいなものが、本書のテーマなのかなと漠然と思いながら読みました。
血のつながりのある家族と、血のつながりのない家族。どっちが良いとかではないと思います。
特に最近思うのですが、良い悪いといったように、二元論で考えるのはあまり良くないような気がします。
良いとか悪いとか、そういうのじゃないのよ…。
ありきたりな表現になってしまいますが、誰に対しても“思いやり”ある行動が必要だと思います。
その思いやりの中には、我慢も含まれるのかもしれません。
うまくやるって難しいなと思いました…。
紹介した本
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本棚:2024年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 9 |
文芸フィクション | 13 |
社会系フィクション | 2 |
社会・ビジネス・自己啓発・教育 | 3 |
合 計 | 27 |
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