【読書感想】『マリアビートル』伊坂幸太郎

読書
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  • 発売 2013年9月
  • 出版 KADOKAWA

✅本書の個人的なレビュー

読後感  🌟🌟🌟🌟
予想外  🌟🌟🌟🌟
ほっこり  🌟
笑える  🌟🌟
泣ける  🌟
【こんな人におすすめの本】
・殺し屋小説に興味がある人
・やるかやられるかのスリルを味わいたい人
・東北新幹線をよく利用する人

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内容紹介

物騒な奴らを乗せた新幹線は疾走する! ノンストップエンターテインメント

殺し屋シリーズ累計300万部突破!
東京発盛岡着、2時間30分のノンストップエンターテインメント!

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。
優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。
闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。
とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。
疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!
『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。

出典:出版社サイトより

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感想

東京発盛岡着の新幹線の中で繰り広げられる話で、岩手県民の自分にとって、具体的にイメージしながら読むことができました。

終始ハラハラする展開で最後まで一気読みでした。

結局のところ、誰のどういった思惑があって、追ったり追われたりしていたのか?

それぞれの登場人物の立場と力関係が絶妙で、非常におもしろかったです。

また、「人をどうして殺してはいけないのか?」という質問について、死刑がある日本にとって、子どもがわかるように説明できる人は、なかなかいないのではないでしょうか?

少なくとも私はちゃんと答えれる自信はありません…。

しかし、本書を読んで、少し納得させられる答えがあり、そういう考え方もできるし、意外と理解しやすいなと思いました。

「人を殺しても良い世界」だった場合をよく考え想像すると、人を殺してはいけないことの答えが出てくるのかもしれません。

それにしても、殺し屋がたくさん乗っている新幹線には、絶対に乗りたくないと思いました。

また、ネタバレになってしまいますが、極悪中学生のやられ方が曖昧に書かれていたのが逆に良いなと思いました。一体どういう最期を迎えたのでしょうか…。

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紹介した本

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本棚:2024年に読んだ本

ジャンル 冊 数
ミステリー・サスペンス 14
文芸フィクション 15
社会系フィクション 2
社会・ビジネス・自己啓発・教育 3
合 計 34
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