「杉村三郎シリーズ」第1弾!
宮部みゆき先生の作品が好きで、こちらの本も読んでみました。
シリーズものにふさわしい主人公で、温和な性格がすごく好みです。
内容紹介
菜穂子と結婚する条件として、義父であり財界の要人である今多コンツェルン会長の今多嘉親の命で、コンツェルンの広報室に勤めることになった杉村三郎。その義父の運転手だった梶田信夫が、暴走する自転車に撥ねられて死亡した。葬儀が終わってしばらくしてから、三郎は梶田の娘たちの相談を受ける。
亡き父についての本を書きたいという姉妹の思いにほだされ、一見普通な梶田の人生をたどり始めた彼の前に、意外な情景が広がり始める――。稀代のストーリーテラーが丁寧に紡ぎだした、心揺るがすミステリー。テレビドラマ化でも話題となった人気の杉村三郎シリーズ第一弾。
出典:Audibleより
感想
予想外の悲しい結末
ミステリーではないような感じですが、様々な点が線になり、最後に全てが明かされる感じが好きでした。
その最後は予想外の展開で、せつない気持ちになりました。
親心は、どうしたって子どもには伝わらないものなのでしょうか・・・。
姉妹の考え方のねじれが生んだ、悲しい結末でした。
それにしても、あの男がムカつきました<`~´>
主人公の人柄が好み
主人公の「杉村三郎」の思考、丁寧な言葉選びが非常に良いと思いました。
気配りができる大人はやっぱり素敵だなと思いました。
口が堅い人が発する言葉の重みも感じました。
まとめ
宮部みゆき先生の作品はやっぱりおもしろいです。
そしてこれがシリーズものというのが読者としてうれしいです。
次の作品も楽しみです。
それではまた(・∀・)ノシ
紹介した本
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