- 発売:2011年12月
『誰か』に続くシリーズ第二弾!
本書に出てくるとある人間の性格が悪すぎて、その人のことしか頭に残っていないという状況です。
すごく不快な気分になるのですが、私自身、同じような状況になったことがあるので、救われたような気持ちにもなりました。
本の中での出来事のため、絶対に無理な話なのですが、この人の被害にあった人たちと、一緒に飲みに行きたい気分です。
内容紹介
世界は毒に満ちている。かくも無力な私たちの中にさえ
新しいアルバイトの女はトラブルメーカーだった。杉村三郎は解雇された彼女の連絡窓口になる。折しも街に無差別連続毒殺事件が……出典:出版社サイトより
感想
人間だけが持っている毒
タイトルにもあるこの”毒”とは、人間だけが持っている毒だと思います。
”平気で嘘をつき”、”他人を困らせ”、”自分の思いどおりにならなければ怒り”、”自分がこの世で一番不幸だと語る”・・・。
本当にクソ野郎だと思い、すごく不快な気持ちになりました。
私自身、このような人を知っているため、より嫌な気持ちになりました。
本の中の話にはなるのですが、この人の被害にあった人たちと気持ちが共有できたような感じがして、少し救われたような気分です。
そのため、本の中でくらい、こういう人をもっとコテンパにやっつけてほしかったです。
青酸カリの毒殺事件が薄れるほど、このクソ野郎人間の印象が強く残りました。
思い出しただけで腹が立ちます・・・。
毒を持っている人との関わり方
こういう人には、近寄らないというのが一番ですね。
結局、本の中でも、この人の性格は治る気配もなく、病気として書かれていましたが、実際問題、私もそう思います。
こういう人の性格の悪さは、一生治らないと思います。
治らないとなると、もうどうすることもできません。近寄らないという対応しかないです。
触らぬ神に祟りなしです。
まとめ
クソ野郎人間の印象が強すぎる本でした。
私自身、そういう人を知っているということもあり、より一層、本の中に引き込まれました。
杉村さんとも、この嫌悪感を共有できたような気がして、同士になった気分です。
同士の絆は深いです。
それではまた(・∀・)ノシ
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