2023年は、合計66冊の本を読み、社会系フィクションは16冊読みました。
その中から、読んで良かったと思える社会系フィクション、ベスト5を選びました。
社会系フィクション『ランキングベスト5』
第5位 『鉄の骨』(著者:池井戸潤)
(発行:2014年3月)
談合は100%「悪」だと思っていましたが、案外そうとは言い切れないかも・・・。
最後は、まさにどんでん返しの結末!
最後は実力勝負。本質を見失わない企業はやっぱり強いと思いました。
また、2023年には、現実世界でも同じような事件が起きたことも、すごく印象に残っています。
第4位 『ミカエルの鼓動』(著者:柚月裕子)
(発行:2021年10月)
実績が安心を作るが、一度のミスで全てを失う・・・。
”命”について深く考えさせられる名作だと思います。
実際の医療現場にいるようなリアリティもあり、すごく読み応えのある本でした。
プロローグとエピローグがきれいに繋がる書き方も、「柚月先生さすがだなぁ~」と思ってしまいました。
第3位 『ノーサイド・ゲーム』(著者:池井戸潤)
(発行:2019年6月)
「苦労して得たものは、大切な財産になる」
苦労して作り上げたものは、ものすごく強い力を持っているのだと思います。
ラストは感動して泣きました。
改めてノーサイドという精神は、素晴らしいなと思いました。
勝負が終われば、お互いが健闘を称えるというは、気持ちが良いです。
第2位 『陸王』(著者:池井戸潤)
(発行:2019年6月)
「絶対に代わりが無いのは、モノじゃない。人なんだ。」
職人さんって、何であんなにかっこいいのでしょうか!
絶望の時期を支えてくれた人は、一生大事にするべきだと思いました。
「失敗しない人間なんていない」・・・すごく感動しました。
勇気をもらえる一冊だと思います!
第1位 『空飛ぶタイヤ 上・下』(著者:池井戸潤)
(発行:2009年9月)
最高の勧善懲悪作品!
読んだ後の爽快感が心地よいです。
道中は苦難の連続で、一難去らないのにまた一難みたいな流れは絶望感がハンパないです。
しかし、誠実に問題と向き合う姿勢は、本当にすばらしいです。
誠実な人は信頼を得ることができ、困ったときは助けてもらえるのだと思います。
困難を乗り越えることができた会社は絶対強いです。
ランキング結果考察
5冊選んだのですが、4冊も池井戸潤作品になりました。
池井戸作品はやっぱりおもしろいです。すごいです。
人それぞれ好みはあると思うのですが、池井戸作品は万人受けするものが多いと感じます。
悪いやつをしっかり倒してくれるので、読後感が清々しいです。
ハッピーエンドが好きです。
まとめ
2024年は、池井戸作品以外もたくさん読みたいなと思いますが、まだ読んでいない池井戸作品が多数あるのでどうなるか・・・?
読みたい本があるという状況に感謝です。
それではまた(・∀・)ノシ
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