- 発行 2021年3月
- 出版 KADOKAWA
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
笑える | 🌟 |
ほっこり | 🌟🌟🌟 |
泣ける | 🌟🌟🌟🌟 |
途中から、「犯人はこの人で確定だな」と思いながら読んでいたのですが違いました。
なかなか読み応えのあるミステリーだと思います。
・ミステリーが好きな人
・推理をしながら読みたい人
・泣ける作品が読みたい人
内容紹介
息をのむ展開と瞠目のラスト! 医療×警察ミステリの新地平!!
「死んだらすぐに遺体を解剖して欲しい――」医師の千早が父の遺言に従い遺体を解剖すると胃の内壁に暗号が見つかった。28年前、連続殺人事件の犯人を追うため父が警察をやめたことを知った千早は、病理医の友人・紫織と協力して、胃に刻まれた暗号を読み解こうとする。時を同じくして28年前の事件と酷似した殺人事件が発生。現在と過去で絡み合う謎を、千早と紫織の医師コンビが解き明かす!出典:出版社サイトより
感想
発見不可能な暗号
先の展開を全く予想できない作品でした。
胃の内壁に暗号を残すとか、発想が凄すぎです。
そんなこと本当にできるのか?仮に残せたとして読めるものなのか?と思ってしまいました。
そのため、リアリティがないとも言えるのかもしれません。
しかし、発想が斬新で、今までにない暗号の残し方という点で、私にとっては興味深く、おもしろいなと思いました。
完全に騙された
途中から、「犯人はこの人で確定だな」と思いながら読んでいたら、まさかの人違い!
「そっち(; ・`д・´)!?」ってなりました。
この感覚をいろんな人に味わってもらいたいです。
本書を読んで、ぜひ騙されてほしいです。
自分だけ騙されたくない・・・。
連続殺人犯
『レゾンデートル』の時もそうでしたが、本書の連続殺人犯も頭がおかしくてやばかったです。
実際問題、連続殺人犯というものは、それくらい頭がおかしくなるものだとも思いました。
最後は、緊張感がありドキドキしました。
親子とは
主人公は、凄腕刑事の娘なのに、推理力が無いなと思っていたのですが、最後まで読むとそれにも納得です。
主人公の父親が死ぬ前に言った
「単に血が繋がっているだけが親子ではない」という言葉が、最後にジーンときます。
泣きました(´;ω;`)ブワッ
まとめ
最後まで、展開が読めず、読み応えのあるミステリー作品でした。
親子というものについても、考えさせらる作品になっていると思います。
『レゾンデートル』がおもしろかったので、連続で「知念実希人」作品を読みましたが、読んで良かったです。
今後も、チェックしていきたい作家さんです。
紹介した本
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本棚:2024年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 2 |
文芸フィクション | 1 |
合 計 | 3 |
まだ3冊。
これからどんどん読んでいきたいところです。
本当は1月中にあと5冊くらい読みたいのですが、このペースだと厳しそう・・・。
それではまた(・∀・)ノシ
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