【読書感想】『悪い夏』染井為人

読書
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  • 発売 2020年9月
  • 出版 KADOKAWA

✅本書の個人的なレビュー

読後感  🌟🌟🌟
予想外  🌟🌟🌟🌟
ほっこり  🌟
笑える  🌟🌟
泣ける  🌟🌟
【こんな人におすすめの本】
・公務員の皆様

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内容紹介

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス
26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねる。しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、東京進出を目論む地方ヤクザ。加速する負の連鎖が、守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす! 第37回横溝ミステリ大賞優秀賞受賞作。

出典:出版社サイトより

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感想

生活保護制度の闇を深掘りした作品。

生活保護担当の市職員の人生が、悪い方へ転がっていくのが凄まじくてこわかった…。

不正受給をする人、本当に必要な人。この2者を見極めるのは非常に困難だと思いました。

最後の展開は現実だったら最悪なのですが、カオスすぎてなぜか少しおもしろかったです。

何にせよ、こういった不正受給が実際にあるのだとしたらこわいし、腹が立つ。

公務員は部署や担当によって、仕事の忙しさが違い過ぎるので、なかなかに大変だなと思いました。

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紹介した本

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本棚:2024年に読んだ本

ジャンル 冊 数
ミステリー・サスペンス 7
文芸フィクション 11
社会系フィクション 1
社会・ビジネス・自己啓発・教育 3
合 計 22
【この記事を書いた人】
あおい

1992年生まれ|農家|趣味は懸賞、読書、家庭菜園、食べ歩き|横浜DeNAベイスターズのファン|やや晴耕雨読の暮らし|将来に不安な私と呑気な奥さんとの2人暮らし|2022.1から雑記ブログスタート

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