- 発行 2021年8月
- 出版 角川春樹事務所(ハルキ文庫)
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟🌟 |
ほっこり | 🌟🌟🌟🌟 |
笑える | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
泣ける | 🌟 |
巧みな文章表現とワードセンスが最高で、すごくおもしろい本でした。
この本屋さんが現実世界にあれば、ぜひ行ってみたいものです。
・本、本屋が好きな人
・笑える作品が読みたい人
・嫌なことがありリフレッシュしたい人
・30代の男女(なんとなく刺さる気がします)
内容紹介
谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。
お客様からのクレームは日常茶飯事。店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。
ああ、店長がバカすぎる! 毎日「マジで辞めてやる!」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は──。全国の読者、書店員から、感動、共感、応援を沢山いただいた、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作にして大ヒット作。
出典:出版社サイトより
感想
小ネタがおもしろい
主人公の谷原京子の人間くささがすごく良かったです!
ワードセンスが良く、いろんな小ネタもすごくおもしろかったです。
30代男性の私には、結構刺さるネタが多かった(・∀・)
クセつよ店長
店長のキャラも、バカだけど憎めないという、超がつくほど天然な感じで、登場人物たちとのやり取りすべてがおもしろかった!
店長のような人が現実世界にいたら、ヤバいやつ確定だと思います。
しかし、裏表がないのは、すごく好感が持てました。だから、心の底から憎めないんだと思います。
こんな店長の下で一度くらい働くのもおもしろい・・・?いや、やっぱいいかな。
まじめな一面も
コメディ感の強いおもしろ作品だなと思っていたのですが、「仕事」と「人生」について、ふと考えさせられる場面もありました。
そして、最後は予想外の展開に。
「これって実話?」という感覚になりました。
まとめ
ただおもしろいだけではなく、実は結構深い本で、巧みな文章表現がすごいなと思いました。
舞台が本屋ということもあり、イメージしやすく、すごく読みやすい本でした。
私の勝手な感覚だと、30代の男女に刺さるような本だと思います。
続編もあるようなので、すぐに読みたいです!
紹介した本
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本棚:2024年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 2 |
文芸フィクション | 2 |
合 計 | 4 |
4冊読了。
たまには、自己啓発系も読もうかな、どうしようかな・・・。
それではまた(・∀・)ノシ
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