クマスプレーをズボンのポケットに入れ、しゃがんだ瞬間にクマスプレーが噴射。
腹部、右太もも、そして、ちんこにクマスプレーがかかってしまいました。
身体のいろんな部分にかかってしまったのですが、特にちんこが燃えるような激痛に襲われました。
激痛に襲われた私は、Googleで「クマスプレー ちんこ」で検索したのですが、全くヒットしませんでした。
(・ω・) 「まあ、そんな人いないか。この世で、こんなアホなことをしたのは私だけか・・・」
と思い、悲しい気持ちになりました。
そこで、その時の状況とその後の対応と症状について、これから同じ状況に陥ってしまう方に向けてまとめておきたいと思います。
結論を言えば、時間が経てば治ります。安心してください。
時系列
はじめにクマスプレーを誤射してからの時系列をまとめておきたいと思います。
10:30 林内の沢にてクマスプレーを誤射
10:31 強烈なにおいと唐辛子により咳き込む
10:32 ちんこに激痛
10:33 衣類を脱ぎ全裸になり、沢にてちんこ等を洗浄
10:40 軽トラに戻るも激痛が襲い、再び沢にて洗浄、冷却
10:50 激痛に苦しみながら今後の対応を検討
10:55 下山を決断
11:00 着替えを持っていたためTシャツとパンツに着替える
(移動中)持っていた保冷剤でちんこを冷却しながら運転。随時、パンツの上から持っていた水をかけ冷却。パンイチで運転
11:40 自宅に到着
11:45 風呂場にて洗浄。ボディーソープ(バウンシア)を使用
12:00 激痛がだいぶ治まるも、燃えるような熱さは継続
12:05 横になり安静にする
14:00 痛みと燃えるような熱さも治まる
以上が時系列です。
私の場合、約1時間半で激痛が治まりました。スプレー本体には、45分で治まらない場合は専門医に相談と記載がありました。
クマスプレーを誤射した原因とその時の状況
誤射の原因は、セイフティクリップを外した状態でズボンのポケットに入れていたことです。
私は、山菜のタネを林内を流れる沢につけて保管しているのですが、その様子を見に行くのが久しぶりで、かつ、以前クマが近くにいたことがあったため、いつでもクマスプレーを発射できるようにと思い、セイフティクリップを外した状態でズボンのポケットに入れていました。
その状態で、しゃがんだ瞬間にポケットに入れていたクマスプレーが誤射。
私のズボンのポケットから発射され、瞬く間に鼻を刺す唐辛子臭が辺りを包みました。
少し吸い込んでしまったため、鼻がイカレ、咳き込みました。
腹部、右太もも、そして、ちんこに激痛が襲い、もうパニックでした。
タネも確認したいけど、それどころではないし、何よりちんこが痛い。
なんとかタネを確認した後、ちんこを洗い、冷やすという行動を続けました。
「夢であれ、夢なら覚めてくれ」と本気で思いましたが、あの激痛は現実そのもの。
大きな声で「イテー、イテー」と全裸の男が山で痛みに耐えていました。
アブが少なくなったお盆過ぎで良かったです。もし、1週間前だったら、めちゃくちゃアブに刺されていたと思います。
とにかく痛かったため、「おちつけ冷静になれ」と心の中で思ってもなかなか冷静になれませんでした。
本当に痛かったです。
クマスプレーを入れていたズボンのポケット。ここが一番の爆心地。
撃ちぬかれたTシャツ
対応
今回の事故で、私が取った対応は以下のとおりです。
・沢水で洗う
・保冷剤で冷やす
・ボディーソープで洗う
・保冷剤で冷やしながら横になる
以上です。これが、あの時の私にできる最善の行動でした。
この対応が正しかったのかはわかりませんが、今は痛くないので良かったんだと思います。
クマスプレー本体に記載されている応急処置では、「擦らないこと」と書いてありましたが少し擦ってしまいました。しかし、痛くてほとんど擦れませんでしたが。
症状
時系列でも書きましたが、私の症状は以下のとおりです。
・スプレーがかかってしまった箇所の激痛
・横になって起きた時、酔っぱらった時のようなちょっとふらふらした感じになる
以上です。
ちんこが一番痛かったのですが、スプレーが直撃した右太ももが痛みの持続時間は一番長かったです。
酔っぱらったようになったのは、皮膚からスプレーに含まれるアルコール成分を吸収してしまったことが原因なのかなと思っています。
少し吸引したことにより、いつまでも唐辛子のにおいがするような感じになりました。咳き込むのは吸ってしまった時だけで、その場から離れることですぐに治まりました。
振り返ってみても、ちんこの痛みが一番しんどかったです。
また、ちんこが腫れたりするのかなとか、使い物にならなくなるのかなと思いましたが、少し赤くはなりましたが、腫れたりはしませんでした。
また、尿も普通にできます。
おそらく、子孫を残す機能も大丈夫だと思います。たぶん。
反省及び改善点
反省及び改善点は以下の点があげられます。
・服を脱ぐのが遅かった
以上です。
まずはじめに服を脱ぐ。その後手をよく洗う。それから、スプレーがかかった箇所を洗うという流れが良かったんだと思います。
今回私は、服を完全に脱がずに、スプレーがかかった箇所を洗いました。その後、全裸になって再び沢で洗ったので、手にスプレーの液体が付着した状態で洗っていたように思います。
そのため、いくら痛くてもまずは服を脱ぎ、手をよく洗うという行為が重要だったように思います。これは大きな失敗だったと思います。
次回があってほしくはないのですが、もし、もし万が一、同じような状況になったときは、まずは、服を脱ぎ、手をよく洗い、その後、スプレーがかかった箇所を洗うという流れにしたいと思います。
再発防止策
再発防止策は以下のとおりです。
・ズボンのポケットにクマスプレーを入れない
・クマスプレーホルダーを使う
以上です。
二度とあんな目にあいたくないので、この再発防止策を徹底したいと思います。
不幸中の幸い
最悪の悲劇でしたが、救われた点もいくつかあります。
・着替えを持っていた
・水と保冷剤を持っていた
・アブが少ない日だった
沢が近くにあって本当に良かったと思います。
あと、アブが少なくなっていたのが地味に大きいです。
もし、1週間前にこの事故が起き、山で全裸になっていたら、二次災害が起きていたと思います。
それこそ、激痛が走るちんこをアブにやられてしまっていたらと思うと、ゾッとします。
本当に良かったです。
まとめ
本当に死にそうな経験をしましたが治って良かったです。
そのため、もし、ちんこにクマスプレーをかけてしまった場合は、あせらず手を洗ってから、ちんこを洗ってください。
ものすごい激痛ですが、時間が経てば治ります。
クマスプレーが強力なことを身をもって体験しました。
本当に強力なので人には噴射してはいけないと思います。
特に目に噴射すると、下手をすれば失明するのかもしれません。絶対に人に使ってはダメです。
ヤバい変質者などに襲われ、正当防衛が成立するうえで、かつ、クマスプレーを所持している場合は、ちんこに噴射すれば良いのかもしれないと思ったりもしましたが、そんな人はいないか。
今回、クマスプレーのすごさを体験してしまったため、クマに使うことさえも、なんだか申し訳なく思ってしまうようになりました。
クマよ、頼むから襲わないでくれ。
おまけ~妖怪チンポ~
私は、山で燃えるような激痛が走るちんこに、全裸で悶え苦しんでいる時、「妖怪チンポ」のことを思い出しました。
あの時の私は、ほぼ妖怪チンポになっていました。
人間に戻ることができて良かったです。
人間ってイイな。
おしまい
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