【読書感想】『海が見える家』(著者:はらだみずき)

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2日くらいで読んじゃいました。

結構学びになる本でした。

久しぶりに自己啓発本を読んだような感覚もあります。おもしろかったです。

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内容紹介

ワケあって、田舎暮らし、はじまる。
苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!

出典:出版社サイトより

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感想

自己啓発本に近いような本だと思いました。

以前は、自己啓発本をよく読んでいたのですが、どの本も内容がなんとなく似ているなと思い、あまり読まなくなりました。

そのため、久しぶりに自己啓発本を読んだような感覚です。

しかし、一般的な自己啓発本と違い、中身は物語のため非常に読みやすかったです。しかも、その物語の内容がおもしろい!

内容がおもしろく、久しぶりの自己啓発本っぽい感じが心地よく、最後まで一気読みでした(・∀・)

印象に残った点
  • 人間関係はあいさつから始まる。
  • 機嫌良く、素直に、前向きに頑張っていると、誰かが応援してくれる。
  • 自由に使える時間が多いというのは最大の強み。忙しく時間がないという人よりも、自由な時間が多い人の方が、人助けをすることができる。
  • 人のための行動、人の頼みごとが最優先

「やっぱりあいさつって大事だよな~」と思いながら読みました。

ちゃんとあいさつをし、毎日機嫌よく前向きに、人のための行動をすようにしたいと思いました。

共感した点
  • 物を大事にし、直しながら使う。
  • 知恵を使ってお金をあまり使わない工夫が成長につながる。

この2つは、常に私の頭の中にあります。

どんなことも、知恵と工夫で、乗り越えていきたいものです。

あまり共感できなかった点
  • 自然農法を押しすぎるあまり、慣行農法を多少悪く書いていた点・・・。

自然農法自体は、全く否定しないですし、むしろすばらしいと思います。

私自身、家庭菜園においては、ほぼ自然農法を実践しています。(あまり手が回らないだけですが・・・)

しかし、慣行農法が「悪」だとは、全く思いません。

日本の食を支えるためには、慣行農法で効率的に生産された野菜が必要だと思います。

結局は、生産者も消費者も、「何を選択するのか」だけの話だと思います。

人それぞれ考え方が違うのは当たり前だと思います。

しかし、その違った考えを相手に押し付けるのは、少し違うような気がします。

そのため、慣行農法を多少悪く書いていた点だけ、少し残念でした。

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まとめ

久しぶりに自己啓発本を読んだような気分です。

自己啓発本よりもおもしく読めるし、内容も学びが多く非常に良かったです。

それではまた(・∀・)ノシ

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