- 発売 2021年8月
- 出版 双葉社
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟 |
ほっこり | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
笑える | 🌟 |
泣ける | 🌟🌟 |
お酒を丁寧に飲みたくなりました。
1人で飲むお酒も良いですが、好きな人、家族、友人など、気の知れた人と飲むお酒も良い…。
夜、飲みながら読む本として最高だと思います。
・お酒が好きな人
・お酒を飲みながらゆっくり読書がしたい人
・ちょっとお疲れな人
著者
- 織守きょうや
- 坂井希久子
- 額賀澪
- 原田ひ香
- 柚木麻子
内容紹介
今日も一日よくがんばった自分に、ご褒美の一杯を。
酒好きな伯母の秘密を探る姪っ子
将来に悩む日本酒蔵の跡取り娘
自宅での果実酒作りにはまるアラフォー女性…など「お酒と女性」をテーマに今をときめく女性作家達が描いた、5つの短編小説集。
出典:出版社サイトより
感想
とりあえずビール
各作家が書いた5つの短編小説。
私は「ほろよい=お酒」というイメージになります。
そんな私はお酒が好きで、特にビールが好きですが、何でも飲みますヽ(^。^)ノ
ちなみに奥さんもビールが好きで、ビールの感想を中心としたブログを運営中ですが、最近は更新少なめというか休止中…。
本書の表紙には、おいしそうなビールが描かれております。
ビールが好きな人なら2度見する表紙です。
完全に表紙にひかれて読みましたが、おもしろかったので読んで良かったです(・∀・)
豊かな世界
飲むだけではなく、「料理」や「お菓子」にも使われるお酒。
お酒は本当にすごい発明だと思います。
そして、「飲むお酒」の種類は本当に多いなと本書を読んで改めて思いました。
ビール、日本酒、焼酎、果実酒、ウイスキーなどなど、本当に種類が多い。
そして、ビールの中にも種類があり、日本酒の中にも種類がある。細かい種類を見ていくと、膨大な数になります。
お酒の世界に一歩踏み入れると、その奥の深さに驚きますが、その選択肢の多さがまた良いなと思ってしまいます。
選択肢が多いというのは、豊かなことだと思うのでした(´з`)
ほどほどに
お酒はコミュニケーションツールとしても優秀。
お酒は、相手との距離を縮めてくれたり、いつもは言えないことを言うパワーをくれたりするものだと思います。
しかし、お酒を飲み過ぎてしまうと、余計なことを言ってしまったり、相手への配慮を欠いた発言をしてしまったりと、人間関係を壊してしまうこともあります。
本書でも、お酒を飲み過ぎてしまったおじさんがいましたが、あれはよくないですね…。
お酒を飲む人にとって、誰しもお酒にまつわる失敗談は持っているのではないでしょうか?
そんな私も一つや二つではなくあります…。
「酒は飲んでも飲まれるな」ですね。
まとめ
本書は、5人の作家によって書かれておりますが、どの作家さんもお酒が好きなんじゃないかな?という感じがしました。
お酒が人の和を醸す、そんな心温まる内容の本だったと思います。
お酒そのものを楽しむ人もいれば、お酒の席を楽しむ人もいる。やっぱりお酒って良いなと思いました。
夜、飲みながら読む本として最高だと思います。
ぜひ、読んでみてください(´ー`)
紹介した本
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本棚:2024年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 4 |
文芸フィクション | 5 |
合 計 | 9 |
9冊読了。
余談:かつて先輩に言われたこと
『ほろよい読書』を読んで思い出したことがあります。
それは、かつての職場で先輩に言われた言葉です。
「お酒は楽しい時に飲んだ方が良いよ。嫌なことがあったときにお酒を飲んじゃうと、かえってその嫌な記憶が残るから」
という言葉です。
この言葉を言われたのは、すごく嫌な出来事があったため、年上の後輩と飲みに行こうとしていた時です。
先輩にこの言葉をかけられた時、私の中に、ストンッと入り、すごく納得した感覚になりました。
そのため、「飲みに行くのは辞めよう」とすぐ思いました。
それからというもの、嫌な出来事があったときは、お酒を飲まず、白米をお腹いっぱい食べるようになりました。
そっちの方が、身体にも良いし、心も穏やかになってきているような気がします。
そして、楽しい時に飲むお酒が、今までの倍おいしく感じるようになりました。
すばらしい言葉をくれた先輩に今でも感謝しています。
しかし、その先輩は痛風です…。
痛風の先輩が言うからこそ、この言葉に深みと重みがあるような気がします(´ー`)
それではまた(・∀・)ノシ
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