2023年は、合計66冊の本を読み、そのうちミステリー・サスペンスは20冊読みました。
その中から、読んで良かったと思えるミステリー・サスペンス、ベスト10を選びました。
誰かの参考になったり、このランキングを共感していただけるような人がいたらうれしいな・・・。
2023年ミステリー・サスペンスランキング
第10位 『方舟』(著者:夕木春央)
(発行:2022年9月)
犯人の殺人者としての素質が高すぎると思いました。
ラストも衝撃的で「こんなのありかよ・・・」って思いました。
第9位 『雨に消えた向日葵』(著者:吉川英梨)
(発行:2022年3月)
何度「この人が犯人かなぁ」と思ったことか!!
登場人物が多く、全員怪しく見えました。
「犯人は誰かなぁ」と考えながら読むのが好きな自分にぴったりの本でした。
第8位 『正体』(著者:染井為人)
(発行:2022年1月)
現実世界で本当に起きているんじゃないかと思わせるリアリティがありました。
衝撃のラストで言葉を失いました・・・。
第7位 『黄色い家』(著者:川上未映子)
(発行:2023年2月)
終始ハラハラドキドキの、最高のクライム・サスペンス!
読み進めるにつれ、「次の展開はどうなるのか!」という気持ちが強くなり一気読みでした。
欲を言えば、もう少しだけ、登場人物のその後を書いてほしかったです。
第6位 『名もなき毒』(著者:宮部みゆき)
(発行:2011年12月)
クソ野郎人間の印象が強すぎる本です。
主人公の杉村さんと似たような経験をしたことがあり、かなり感情移入して読んだこともあり、第6位にランクインです。
本の中でくらい、もっとコテンパにやっつけてほしかった・・・。
第5位 『ペテロの葬列 上・下』(著者:宮部みゆき)
(発行:2016年4月)
事件の内容も展開も今までにない新しい感じがして、非常におもしろかったです。
いろいろせつない、悲しい出来事が多いのですが、読後感がなんか良くて好きな1冊です。
第4位 『最後の証人』(著者:柚月裕子)
(発行:2018年6月)
過去と現在の話が交互に書かれているのですが、きちんと整理されていて良かったです。
本書の完成度の高さを感じます!
内容もめちゃくちゃ良く、泣きました。泣けるミステリー最高です。
第3位 『犯罪者 上・下』(著者:太田愛)
(発行:2017年1月)
最初から最後まで、常に緊張感が漂うストーリー展開!
子どもの「食」に関する問題提起も良かったです。
最高の長編ミステリーだと思います。
第2位 『爆弾』(著者:呉勝浩)
(発行:2022年4月)
緊張の心理戦!!
刑事と犯人がお互いの腹のうちを探り合い、相手の裏の裏、先の先を読みあう推理ゲームがすごくおもしろかったです。
刑事も犯人もすごかったです。
第1位 『孤狼の血』(著者:柚月裕子)
(発行:2017年8月)
「警察vsヤクザ」系の作品でNo.1です!
「こういうのが読みたかった!」っていう作品です。
超かっこいい刑事、超かっこいいヤクザが、義のないヤクザをやっつける流れ、最高でした!
本書に出会えて本当に良かったです。
ランキング結果考察
正直、1位と2位は、すごく悩みましたが、最後は完全に好みで選びました。
著者でみると、「柚月裕子」先生と「宮部みゆき」先生が、2冊ずつランクインという結果になりました。
2023年は、「柚月裕子」先生にドハマりの年でした。他にもいろいろ読んだのですが、どれもおもしろかったです。
また、自分は、やっぱり刑事ものが好きなんだと再確認できたような気がします。
特に熱い刑事ものが好きです!
まとめ
2023年も良い本に出会うことができました。
2024年もいろいろな本を読みたいです。
2024年は、読んでいる途中で、犯人を突き止めてみたいものです。
それではまた(・∀・)ノシ
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