【読書感想】『暴虎の牙』(著者:柚月裕子)

読書
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「孤狼の血」「凶犬の眼」に続いて書かれた本書。

本書を読むと、今までのシリーズで書かれていなかったことが分かる場面もあり、非常におもしろく最後まで読みました。

公式サイトには「シリーズ完結編」とあり、続編を期待する一読者としては、非常に残念でなりません(´;ω;`)ブワッ

それでも、すばらしいシリーズ作品に出会えたことに感謝です。

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内容紹介

「孤狼の血」シリーズ完結編!
「極道がなんぼのもんじゃ!」博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原――。愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、その情報網から、呉寅会と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の臭いを嗅ぎ取る。賭場荒らし、シャブ強奪……酷薄な父からの幼少期のトラウマに苦しみ暴走を続ける沖を、大上は止められるのか?

令和最強の警察小説!
広島呉原最大の暴力団・五十子会と、愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦との一触即発の危機に、マル暴刑事・大上章吾は間一髪で食い止めることに成功、沖は収監されることに。時は移り平成の世、逮捕直前に裏切った人物に報復を誓い沖はシャバに戻るが、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖の暴走を止めるべく動き出す。果たして沖の運命は? 最強の警察小説「孤狼の血」シリーズ完結編!

出典:出版社サイトより

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感想

大上さんの若い頃の話から、大上さんの意思を継ぐ日岡の話にバトンが繋がる感じがすごく良いなと思いました。

今まで分からななかった、大上さんが愛用していたパナマ帽の秘話もあったりと、非常におもしろかったです。

ラストは、一ノ瀬さんが一肌脱ぐかと思って期待したのですが・・・。

ちょっとせつないラストでした。

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まとめ

良いシリーズ作品と出会うことができ、本当によかったです。

個人的には、最初の「孤狼の血」が一番好きです。

しかし、2作目の「凶犬の眼」も、3作目の「暴虎の牙」も、非常におもしろかったので本当に読んで良かったです!

まさかの4作目を密かに期待しています|ω・)

それではまた(・∀・)ノシ

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